コミュニケーション

BTBブンブン部 活動報告 2025年 大忘年会特別編:伝説のジンギスカンを食らう

2026.01.05

— 目的地:ひつじの小屋 —

冬の夜は、音を吸い込む。
アスファルトは冷え、街灯は白く、吐く息だけが妙に生々しい。

しかし――我々には、理由があった。
今年の走りを締めくくる“儀式”。
BTBブンブン部、2025年の大忘年会。
そして今回のミッションはただひとつ。

「伝説のジンギスカンを、喰らう。」

走ってきた者にだけ許される、熱い鉄鍋。
食べて満たされる者にだけ残る、静かな余韻。
さぁ、探索開始だ。

Phase 1:到着 ― 闇に浮かぶ“羊の灯”

闇夜に、看板だけが浮かび上がる。
「洋食 じんぎすかん ひつじの小屋」
――その文字は、まるで誘導灯のように我々を導いた。


看板の光、静かな佇まい、そして“これから始まる”予感。
到着の瞬間から、すでに物語は動き出していた。

Phase 2:警戒 ― I氏による周辺パトロール

探検において油断は禁物。
腹が減っていようが、喉が渇いていようが、まずは安全確認――。

そこに現れたのが、I氏。
駐車場の隅々を見回り、異常なしを確認。
その姿は、まるで夜の静寂に溶け込む“哨戒担当”。


光を手に、周辺を確認。ミッション成功の鍵は、
こうした“見えない仕事”にある。

Phase 3:突入 ― いざ入店

入口には“営業中”の文字。
そして、季節のいたずらのように灯る「CHRISTMAS」のサイン。
木の壁、柔らかな照明、外の寒さを断ち切るあたたかさ。

――この扉の向こうに、伝説がいる。


控えめなのに、妙に強い存在感。こういう店は、だいたい“当たり”だ。

Phase 4:開戦 ― 大忘年会、始動

テーブルに並ぶグラス。
視線が交わり、呼吸が揃う。
乾杯はただの儀式ではない。
“今年を終える合図”であり、“次の熱を始める点火”だ。


グラスが重なる音――この瞬間、BTBブンブン部の2025年が、
きれいにひとつに束ねられていく。

Phase 5:遭遇 ― これが…伝説のジンギスカン

鉄鍋の上に、赤い肉。
下にはもやし、玉ねぎ、そして油が落ちる準備を整えた溝。
周囲を固めるソーセージが、戦線の外周を守る。

“焼く”というより、これは“儀式”だ。
火を入れ、香りを立たせ、音を聞き、最適な瞬間を待つ。


肉の艶、黒胡椒の粒、野菜の白。見た瞬間に分かる――これは勝ち戦だ。

Phase 6:宴、最高潮 ― 笑いと煙と、今年の話

肉が焼ける。
会話が弾む。
ビールが進む。
そして“今年のツーリング”が、テーブルの上で何度も走り出す。

「あの時の風、やばかった」
「次はあそこ、行きたいっすね」
「帰りのルート、絶対あっちが正解」

――走った距離は違っても、
同じ景色を共有した仲間同士の言葉には、無駄がない。


笑顔、ピース、グラス。鉄鍋の熱が、場の温度まで上げていく。

Phase 7:収束 ― ごちそうさまでした

そして、鉄鍋は静かになる。
肉は消え、野菜も消え、残るのは“やり切った感”だけ。

胃袋が満ちると、心が静かに満ちる。
不思議な話だが、たぶんこれは――
同じ火を囲んだ者同士にだけ起きる現象なのだろう。


手を合わせる姿に、今年一年の“おつかれ”が詰まっている。

Phase 8:記念撮影 ― 「来年もまた来ます!」

最後は、店の方と記念撮影。
壁にはサイン、空気には歴史、床には人の往来。
「また来る」って言葉が、口約束じゃなくなる店がある。

ここは、まさにそれだった。


“伝説”は料理だけじゃない。
人と場所が作る記憶ごと、持ち帰れる店だった。

総括(隊の結論)

2025年――BTBブンブン部は走った。
そして年末、走った者らしく、うまい肉で締めた。

伝説のジンギスカンは、確かに“伝説”だった。
だがもっと確かなものがある。

同じ火を囲む仲間がいること。
それが、来年も走る理由になる。

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