イベント/セミナー

EdgeTech+ 2025へ通りすがってきました!

2025.12.08

皆様、お疲れ様です。
テクノロジーの波にギリギリ溺れかけている
TX事業本部インフラ事業部の「通りすがりの愚者」です。

先日、11/19~21までパシフィコ横浜にて開催されていた
「EdgeTech+ 2025」の展示会へグループ間交流の一環として
インフラ事業部のNさん・Sさんと通りすがって(参加して)きました!

インフラ事業部のNさん・Sさん

このイベントの歴史は古く、1986年から制御主体の専用機能としての
組込みシステムを軸としたMST(Microcomputer System & Tool Fair)から
スタートして、生成AI・クラウド・セキュリティを軸に
進化した事業変革を推進するための最新技術とつながる
総合展『EdgeTech+』へとシフトしてきました。

そして今年は「日本最大級の組込み・エッジテクノロジー総合展」を謳い、
AI×IoT×セキュリティに関わる最新技術の
数々の展示・実演と講演が行われていました。

プログラムの構成
大きくブース展示、セミナー、イベント/企画で構成されていました。

1. ブース展示
・生成AIゾーン
→主に製造業に寄った、生産管理/品質管理など生成AI活用の紹介
・+(プラス)ゾーン
→クラウドネイティブ、アジャイル開発など事業変革の為の最新動向や
事例を展開
・設計開発サービス・半導体設計・EDAパビリオン
→システム開発における電子設計や半導体設計にフォーカスした専門パビリオン
・ユニバーシティパビリオン
→各大学研究室・国立私立各種教育機関などから研究成果(新技術)を披露し、
新たな産業創出の一助を目的とした特別企画

2. セミナー
・基調講演、スペシャルセッション、テーマ別セミナー、JASAセミナー

3. イベント/企画
・画像認識AI EXPO、ETロボコン、EdgeTech+ AWARDなど

会場の様子

会場に足を踏み入れた瞬間、空気がサーバールームの匂いだったので
「あ、これは本物だ」と確信しました。

受付を抜けた瞬間から、目に飛び込んでくるのは
「AI × Edge × Somethingすごそう」みたいなブースたち。

説明を聞こうと近づくと、担当者さんがにっこり微笑んで
「これはエッジ側でリアルタイム最適化しつつクラウドと協調して――」
と0.5秒で未来語を解き放ってくる。
私の脳はすでにクラウドどころか“曇天”状態です。。。

すれ違う人々の会話を盗み聞きして印象的だったのは、
エンジニアだけでなく、事業開発や経営企画といった
「ビジネスサイド」の参加者が増えているように感じたことです。

ただ、過去のAIブームのときのような
「魔法のような未来」を夢見る雰囲気とは少し違い、
「で、実際に現場でどう使えるの?」「コストはどうなるの?」という、
地に足のついた視点で技術を見定める空気が強かったと感じました。

今回、会場を回って強く印象に残ったのが、
「生成AIを使って業務を効率化する」ソリューションの多さです。

「開発プロセスそのもの」や「日々の業務フロー」を
AIで変革しようという展示が非常に目立っていました。

例えば、
・仕様書やドキュメントの自動生成・要約
・レガシーコード(古いプログラム)の解析とモダナイゼーション支援
・テストケースの自動生成

といった、「開発者の手作業を減らす」ための具体的なツール群です。
人手不足が深刻なIT・製造業界において、
「AIを製品に入れる」以前に、「AIを使っていかに早く、楽に作るか」という
切実なニーズに対し、各社が解を出そうとしている姿勢がうかがえました。

様々な出展ブースたち

カンファレンス聴講もできるので、次も参加予定です。
気になった方、興味が沸いた方は次回是非一緒に参加しましょう!

EdgeTech+ 2025を歩いて思ったのは、
未来っぽいものがいっぱいあるけど、
それぞれちゃんと地に足がついているということと、
私自身のアップデートが必要だということ。。

分からない単語が多すぎて逆に楽しい。
次回はもっと未来語を理解したい……と思いつつ
カンファレンスをちゃんと聞きたかったなーと。

そして、帰宅してまずやったのはスマホの充電だった。
(未来とはバッテリーとの戦いである)

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