皆様、お疲れ様です。
TX事業本部インフラ事業部の「通りすがりの愚者」と申します。
先日、11/20~22まで幕張メッセにて開催されていた「NexTech Week2024【秋】」の展示会に事業部・グループ間交流の一環としてICT事業本部未来型開発事業部のNさんと通りすがって(参加して)きました!
このイベントは「AI」「ブロックチェーン」「量子コンピュータ」などの最新テクノロジーと「デジタル人材」を育成するサービスが出展する4つの展示会で構成されています。
- AI・人工知能EXPO
ディープラーニング、機械学習、自然言語処理、画像・音声認識などAIに関する企業が出展
- ブロックチェーンEXPO
スマートコントラクト、Web3サービス、NFTサービスなど最新のブロックチェーン技術に関する企業が出展
- 量子コンピュータEXPO
量子アルゴリズムの開発や量子ソフトウェア、ハードウェアの開発、量子暗号化など最新の量子技術に関する企業が出展
- デジタル人材育成支援EXPO
研修パッケージワークショップ、生成AI人材育成、リスキリング支援などDX推進に係るデジタル人材育成に特化した企業が出展
会場の様子
全体的に会場を周りましたが、どのブースも魅力的ですべてをじっくり見るのは時間が足りませんでした。
スマホで撮った写真データを電波で飛ばしアクリル板にすぐ転写できるプリンタや、専用のめがねがいらない3D広告、VRで会議及び研修を実施するVRゴーグル、
今はありふれてきたAI文字おこし・AI要約ですが、要約のスピードと正確性を備え、低価格で提供可能なコンパクトなレコーダーなど、様々な未来を形作る最先端の技術と可能性を感じられる体験をしました。
AI・人工知能出展ブース
中でも来場前から気になっていたブロックチェーンの展示に時間を割きました。
Web3はまだまだ日本には浸透していないイメージですが、
徐々に各企業がWeb3業界に参入してきたなと感じました。
ここで少しWeb3の概要を、、、
Web3とは、ブロックチェーンをベースにした次世代の分散型インターネットを指します。
現在のインターネットは中央集権的なインターネットですが、分散型インターネットは分散テクノロジーを活用してデータを分散管理することで、管理者に依存しない、透明性と信頼性の高いインターネットを実現します。
Web3のコア技術の一つがブロックチェーンで、ブロックと呼ばれる単位でデータを分散処理・記録して、チェーンのようにつなげて管理することでデータのやり取りの透明性を確保します。ブロックチェーンを活用すれば、暗号資産などのトークンを媒体に、個人間でさまざまな価値の共創・保有・交換が可能になり、仮想空間と現実空間の高度な融合をめざす社会「Society 5.0」においても、ブロックチェーンの技術の貢献が期待されています。
会場では、NFT配布事業やブロックチェーンシステムの設計・開発、導入支援・コンサルティングなど技術活用や実用化に向けたサービス提供している企業がありました。
例えば、暗号資産を保有することなくQRコードやNFCタグでNFTの配布が可能な仕組み、ウォレットの事前準備が不要ですぐにNFTの受け取りが可能な仕組み、JPYCなどのステーブルコイン概要の紹介、LINEでNFTを配布できるなどです。
ブロックチェーンは今や金融にとどまらず、流通、製造や医療、公共事業など幅広い分野での応用が進んできているので、Web3は今後のデジタル社会の行方の中で目が離せないテーマの1つだと思っています。
ブロックチェーン出展ブース
また、会場ではAIリテラシー診断を受けることができるブースもあり、診断後に生成AIパスポートの公式テキストをもらえました!このテキストで試験を網羅できるようです。(勉強がんばるか。。。)
このNexTech Weekは来年春にも開催され、場内で導入事例や最新動向が分かるカンファレンス聴講もできるので次も参加予定です。
気になった方、興味が沸いた方は次回是非一緒に参加しましょう!